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日本シャルフ

FCシャルフ浜松 求める3つのプレイヤースキル

  • 飯田克也
  • 7 日前
  • 読了時間: 4分

FCシャルフ浜松では、選手たちに求めているプレイヤーとしてのスキルが3つあります。

6年生になり退団するまでに身につけて、中学生年代に進んで欲しいということで選手たちに伝えています。

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選手たちに求める3つのプレイヤースキル

その3つのスキルとはどのような意味や考えがあるのかを紹介していきます。


  1. 常に要求する

    常に要求するでは、以下のことをできるように伝えています。

    • ボールを持っている味方にパスが欲しいことを伝える

    • パスをどこでもらいたいか(どちらの足、どのスペース)を伝える

    • 相手がボールを持っているときに、プレスに行かせたりカバーを求める

    • 味方がうまくプレーできなかったときに、その選手の判断を助ける声掛けをする


    サッカーというスポーツの特性上、状況が刻一刻と変わるため、その時に自分の考えを味方に伝えることが大切になってきます。

    お互いにコミュニケーションを取ってプレーすることは、自分一人で解決できないこと、味方と協力したいことでは特に大事になってきます。


    そのため、小学生の年代から試合で「常に要求」できるようにトレーニングから選手たちに求めています。



  2. 常に顔が上がる

    常に顔が上がるでは、以下のことをできるように伝えています。

    • 攻撃のボールを持っていない時に、ボール以外の味方や相手、スペースがどこにいるのかあるのかを観る

    • ボールを持っているときも、周りの状況を観てプレーする

    • 守備時に味方がどのようにプレーしていて、相手がどこにいるのかを観る


    年代が低いほどボールを持っていようとそうでなかろうと、ボールをずっと見続けてしまい、味方や相手を観ることができない選手が多くなります。


    FCシャルフ浜松では、

    「攻撃のときに、ゴールを奪う方法は相手が教えてくれる。だからボールだけじゃなく、相手を観よう」

    と伝えています。

    「守備のときには、味方がボールを奪いに行くチャレンジをしたときにカバーできる距離にいられるように、味方を観よう」

    と、お互いの距離感を意識するように声掛けをしています。



  3. 常に判断する

    常に判断するでは、以下のことをできるように伝えています。

    • 顔を上げて周りを観て選択肢を持ち、その中で判断をする

    • 判断の中に、今自分がプレーしている場所や味方の状況、相手の状況などが考えられている状態を目指す


    プレーには、判断を伴った再現性のあるプレーとなんとなく適当にするプレー(相手にボールをとられたくないからとりあえず蹴る等)がありますが、前者のプレーを常にできるように選手たちに伝えています。


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選手の保護者の方へお願いしていること

これらのスキルを身に着けるために、コーチから選手の保護者の方へお願いすることもあります。


「成功、失敗で話をするのではなく、選手がどんな景色が観えていて、何を考えていたのかを聞いてあげてください。」

「再現性のあるプレーが良いプレーです。」

「判断させるから選手は悩みます。判断材料が多くなればなるほどミスがでます。ミスした場所が悪ければ簡単に失点します。

でも、それでいい。失敗して覚えることが本当の気づきや経験になります。」


判断をしようとすることで時間がかかり、相手にボールを取られてしまうこともありますが、成長のためには判断のあるプレーができるようになる必要があるので、選手にも保護者の方にもお伝えしています。



まとめ

今回紹介した3つのスキルを習得することで、味方と関わりながらサッカーができる選手、相手の変化を観てサッカーを変えられる選手になります。

そういった選手がチームに増えることで、選手個人としてもグループとしてもできることが増えていき、チーム力の強化に繋がるので、継続して取り組んでいきます。


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