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日本シャルフ

FCシャルフ浜松 継続してきた指導内容と子ども達の変化

  • 飯田克也
  • 10月8日
  • 読了時間: 4分

FCシャルフ浜松では小学生年代の結果のみを追求せず、将来子ども達が長きにわたりサッカーを楽しむ・続けることができるように成長を見据えて指導を行っています。


子ども達の将来を見据えた指導をこれまでしてきたので、どのような内容を行ってきたのかを紹介したいと思います。

今回紹介する将来を見据えた指導の根本は、FCシャルフ浜松の理念に基づいています。

理念及びその実践についてはコチラ→前回の記事をご覧ください。



継続して行ってきた指導内容

サッカーのプレー(サッカーの目的に沿った目標)

サッカーの4局面におけるそれぞれの目的に沿った目標・テーマを設定しています。


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  1. 攻撃「テクニックを正確に行う」

    「判断を伴った止める・蹴る・運ぶ」を正確に行うために、プレーする前に味方や相手の状況を「観る」ことを意識して取り組んできました。


    • 「止める」自分がパスをもらう前やボールが転がってくる前に、相手の状況を確認しボールを止める位置を考えておく

    • 「蹴る」味方がいることを確認し味方が受け取りやすいボールを蹴る

    • 「運ぶ」味方と相手の状況を観たうえで、パスやシュートの選択肢も持ち運ぶ


  2. 守備から攻撃

    奪ったボールを失わないという部分で、攻撃の「テクニックを正確に行う」ことに取り組みました。


  3. 守備「相手の自由・時間を奪う、チームで奪いどころを共有する」

    まずボールを相手から奪うこと(相手のミス待ちでない)を行うために取り組んだことが以下の内容です。


    • 相手がボールを持っているときから、どこにボールが出るのかを予測し、インターセプトの準備をしておく

    • ボールの移動中に相手からボールを奪える距離まで寄せる

    • ゴールを守れるポジションや一番自ゴールに近くてパスされたくない相手を守れるポジションからボールを奪いに行く


  4. 攻撃から守備「すぐにボールを奪い返す」

    シンプルに2つを意識しています。


    • ボールを取られてから5秒以内に奪い返す

    • ボールを取られた人が責任をもって奪い返す


プレー面以外

  • ウォーミングアップを自分たちで開始する

  • 選手はコーチの指導を理解できたか言葉で返す

  • 試合時に子ども達で時間管理させる

  • 活動で使用する道具は子どもたち自身で準備や片づけをする

  • 試合の時に、子ども達同士での話し合い・ミーティングをする


チーム理念である「規律・モラル・言語」の実践としてこれらのことを継続してきました。

こういったことを行ってきたことで、子ども達からウォーミングアップやミーティングの時間を確認しに来たり、試合でのプレーをお互いに要求することができるようになりました。


積み重なったことで変化した子ども達の姿

これまで継続して指導を行ってきたことで子ども達に変化がありました。


  • コーチの指導・アドバイスを理解し、試合の中で修正したり一日数試合ある時に最終的に修正できるようになった

  • 試合中やハーフタイムでお互いにしてほしいプレーを伝え合うことができるようになった

  • サッカーの4局面における目的を理解したプレーをすることができるようになった

  • 時間を把握し、自ら次に行う行動を行えたり、仲間に伝えることができるようになった


主体性や言語化能力、協調性など子ども達が成長していることを実感しています。


最後に

まずはサッカーでのプレーやそれ以外の部分で今行っていることの質と量が向上していければ良いなと思います。


  • プレー面では、対戦相手のレベルが上がったとしても、同じようにテクニックを正確に行えることや相手からボールを奪い味方に繋げることなど

  • プレー以外では、子ども達同士のミーティングでの言葉選びや伝え方の部分など


これらが成長したことで他の部分に繋げていくことができたり、中学生から高校生そして大人へと年代が上がっていったときにそこでも成長してもらえたら嬉しいです。


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